【COEDA HOUSE】隈さんが創ってきた建築の集大成となる「大樹」の建築。

概要
海を見下ろすカフェ。ホテルニューアカオを運営するグループ企業の庭園にある。
8cm角のヒバ材を積み上げて巨大な樹木のような架構にしました。カーボンファイバーを用いた補強により、大きく張り出した形を可能にしています。
行ってみるには?
見どころ

この「大樹」です。隈さんの「木造という繊細さ」を重視しているところが非常に伝わる建築となっています。
また、この建築は、隈さんが今までに作ってきた建築の集大成のような建築となっています。具体的には木橋ミュージアムとファーボです。
公式サイトをまずチェック!
隈研吾建築都市設計事務所の公式サイトはコチラ↓
COEDA HOUSE | Architecture | Kengo Kuma and Associates (kkaa.co.jp)
所在地
熱海にあります。
もっと詳しく(独自の観点からの評価 )
建築家(構造設計)
隈研吾氏です。
隈研吾氏の設計した代表的な建築で、もっとも有名なのは、国立競技場です。
近作で、都内にあるものの中はスターバックス リザーブ® ロースタリー 東京、根津美術館、明治神宮ミュージアム、JR高輪ゲートウェイ駅、浅草観光センターなど多数あります。
このブログでは毎日ひとつの建築を紹介しています。よかったらご一読ください。↓
Pioneer Of Attractive Archi – より深く名建築について知ることができるサイト。 (attractive-archi.tech)
コンセプト
巨大な樹木のような建築。そして、木の繊細な表情。それを積み重ねたような建築を作りたかったそうです。
内観

中の家具の素材ももほとんど木を使っていて、建築が「負けて」いますね。
この建築の構成材料
「木」を強調した建築となっています。
建築家界での評価は?
今回使ったカーボンファイバーロッドは、鉄の7倍の引っ張り強度があります。
これによって、大きく枝をは張り出した形を可能にしました。
計画のはなし
断面プラン
隈さんの事務所の公式サイトに載っています。
構造プラン
木造平屋です。
放射状に12本張られているカーボンファイバーロッドによって積層構造体が固定され、地震時の揺れを抑えることを可能にしています。
環境プラン

環境との馴染ませ方もさすがです。
まとめ
参照サイト等
・隈研吾建築図鑑 画・文:宮沢洋
・COEDA HOUSE | Architecture | Kengo Kuma and Associates (kkaa.co.jp)
・COEDA HOUSE - 隈研吾建築都市設計事務所 | 新建築データ (shinkenchiku.online)
・COEDA HOUSE(静岡県) | 木構造システム (mokukouzou.com)
・【建築探訪】COEDA HOUSE/隈研吾建築都市設計事務所 – 建築グラビア (christinayan01.jp)
今日のプチコラム
皆さん、明日も頑張りましょう!