【DRAGONFLY@SCI-Arc Gallery】アルゴリズムによって設計された「トンボ」

概要
こんばんは!「一日一建築」と称して毎日自分の好きな建築について発信しています著者のちぇりーです!
このサイトの特徴として、建築学生が建築計画という観点から評価するというところで、ボリュームは少し多めですが、その分、建築についてより深く学べると思うのでぜひ見てみて下さい!紹介している建築については、今とても注目を集めるパラメトリックデザインを用いて設計されたものを紹介していますので、ぜひ見てみて下さい!
また、この分野に興味を持つ方は、英語圏にもたくさんいらっしゃるということで、今後英語で発信を始めようと考えています!
さて、今日の建築は、「DRAGONFLY@SCI-Arc Gallery」です。これは、アメリカのロサンゼルスにある、建築ではなく、インスタレーションです。このインスタレーションが、SCI-Arcという大学の開いた展示で展示されました。この大学もとても興味深いですね。
行ってみるには?
見どころ
構造の最適化によって、それが生物を思わせる造形になること。
所在地
アメリカのロサンゼルスです。
建築としての評価は?
建築家(構造設計)
今回の設計は、Tom Wiscombe氏です。

ほかの作品は、上の写真のように、信じられないものばかりです!
また、難しいアルゴリズミックデザインを可能にするために重要と言える構造設計は、BuroHappoldが手掛けています。
アルゴリズムは?
セル分割の密度と形状と深さをパラメータとして操作しました。
結果として、異なる形に対して、構造的条件の最適化によって決定される昆虫の羽のような形の構造体を得ることができました。
コンセプト
生物の体の羽のように、柔軟でありながら堅固(けんご)である構造体を実現したかったそうです。
写真は?









最後に
このブログでは、「一日一建築」と称し、毎日、主に隈研吾氏の建築を紹介していましたが、ほかの方の建築も紹介しています。よかったらご一読ください。↓
Pioneer Of Attractive Archi – より深く名建築について知ることができるサイト。 (attractive-archi.tech)
昨日紹介した建築はコチラ!
参考書籍の紹介
今日から紹介する、アルゴリズミック・デザインの建築の設計プロセスが載っている本で、伊東豊雄氏の建築なども載っています。おすすめなのでぜひこの書籍をどうぞ読んでみて下さい。
下の書籍は、上の書籍を読んだ後に読むべき実践編の書籍です。Processingというプログラミング言語を使ったデザインの実践に関する書籍です。
その一方で、この書籍はProcessingよりも新しくできた、Rhino+Grasshopperというソフトを使ったアルゴリズミック・デザインをする初心者向けの書籍となっています。とてもお世話になっている、おすすめの本です!
参照サイト等
・アルゴリズミック・デザイン 編:日本建築学会
・Tom Wiscombe - ARCH OUT LOUD
・DRAGONFLY - Tom Wiscombe Architecture
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