M2(現・東京メモリードホール)(設計:隈研吾)2125~35

★★建築図鑑⑬正しいポストモダンの使い方「M2」 – 博司のナンコレ美術体験 (art-book.jp)

概要

1/2。一日一建築、今日から始まります。
今日の建築は、M2。
言わずと知れた、建築家・隈研吾さんの初期の作品。

もともとは自動車メーカー・マツダの子会社「M2」の本社ビルで、外観は西洋建築史の引用が多数見られます。
木材を多用している現在の隈研吾の作風と比べると別人のような作品です。この件育は、2003年に葬祭場に転用されています。

独自の観点からの評価

建築の評価軸を自分なりに作りました。これからも更新していくのでどうぞ温かい目で見守ってください。

建築家

KENGO KUMA AND ASSOCIATES
隈研吾建築都市設計事務所
の隈研吾さんです。
(サイト:M2 | Architecture | Kengo Kuma and Associates (kkaa.co.jp)

彼の作品に、国立競技場、広重美術館、根津美術館があります。

敷地 、アクセス

住所は、東京都世田谷区砧2-4-27で、環八通り沿いとなっています。
環八とは、東京都の周辺を囲む環状線の一つとなっています。
環八を利用する人は、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

コンセプト

東京のカオスを表すかのように様々な建築様式、素材、スケールを混在させている。
そしてそれがそのままこの建築のコンセプトになっていると考えた。

東京のエッジは様々な建築様式、素材、スケールが混在する断片が散在するカオスである。その断片の集積状態を、意図的に加速、強調してひとつの建築の中に実現した。中が大きな空洞となったイオニア式の柱、ロシア構成主義のレオニドフのアンテナ、高速道路の遮音板などが、脈絡無く重合している。

M2 | Architecture | Kengo Kuma and Associates (kkaa.co.jp)https://kkaa.co.jp/works/architecture/m2/

機能的提案(旧マツダの子会社の本社ビルとしての提案は?)

COMING SOON

デザイン

ギリシャの三大柱頭装飾のドリス式、イオニア式、そしてコリント式のうちのイオニア式が、中央の巨大な柱のデザインに取り入れられています。

平面計画

COMING SOON

断面計画

COMING SOON

動線計画

COMING SOON

構造計画

COMING SOON

環境計画

COMING SOON

建築界での評価は?

あまりよくないというのが正直なところです。
隈研吾さんの建築は「負ける建築」だとご自身が表現しています。
つまり、有名になるために、自分の強い建築思想から設計している建築だけではないと自他共に認めているのでしょう。

参考書籍

隈研吾氏の建築を学ぶ上で、私が一番におすすめしている書籍です。
図解でわかりやすく、かつ明快な分類でまとまっていることがこの本の特徴です。初心者の私でも読むのが楽しく、かつ建築学生として有用な知識が詰まっていました。
隈研吾建築の変遷を全体的に捉えること、一つ一つの建築の特徴を理解すること、というどちらものアプローチで学ぶことができます。
ぜひ手に取ってみて下さい!

言わずと知れた名著です。建築に携わるものとして、読むことは必須だと思います!

参照サイト等

・隈研吾建築図鑑 画、文:宮沢洋
★★建築図鑑⑬正しいポストモダンの使い方「M2」 – 博司のナンコレ美術体験 (art-book.jp)
大きな失意のなか地方へ、隈研吾氏に聞く(5)(新しい建築の鼓動2010) | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)
隈研吾建築のM2ビル(東京メモリードホール)に行ってきた【内観、アクセスなど】|くりたび (kuritabi.com)
M2 | Architecture | Kengo Kuma and Associates (kkaa.co.jp)

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