【積層アーチの家】世界初のフラクタルによるアーチ構造

出典:朝山 秀一 [情報・設計工学研究室] | 研究室と教員紹介 | 東京電機大学 未来科学部 建築学科 (dendai.ac.jp)

概要

こんばんは!「一日一建築」と称して毎日自分の好きな建築について発信しています著者のちぇりーです!
このサイトの特徴として、建築学生が建築計画という観点から評価するというところで、ボリュームは少し多めですが、その分、建築についてより深く学べると思うのでぜひ見てみて下さい!紹介している建築については、今とても注目を集めるパラメトリックデザインを用いて設計されたものを紹介していますので、ぜひ見てみて下さい!

さて、今日の建築は、「積層アーチの家」です。これは、朝山秀一、前稔文の設計となっています。

行ってみるには?

見どころ

積層したアーチです。

ネットからは情報が得られなかったため、写真が少なくすみません。

所在地

住宅ですので、非公開となっていると思います。

建築としての評価は?

建築家(構造設計)

出典:朝山 秀一 [情報・設計工学研究室] | 研究室と教員紹介 | 東京電機大学 未来科学部 建築学科 (dendai.ac.jp)

今回の設計は、朝山秀一(東京電機大学)、前稔文(大分高専)(敬称略)です。

これが大学教授としての彼の作品です。

出典:朝山 秀一 [情報・設計工学研究室] | 研究室と教員紹介 | 東京電機大学 未来科学部 建築学科 (dendai.ac.jp)
出典:朝山 秀一 [情報・設計工学研究室] | 研究室と教員紹介 | 東京電機大学 未来科学部 建築学科 (dendai.ac.jp)

また、難しいアルゴリズミックデザインを可能にするために重要と言える構造設計は、村山実/ミノル設計+朝山秀一が手掛けています。

アルゴリズムは?

適用したのは、構造体となっている平面構造です。

その目的は、積層状のアーチ構造をフラクタルの数学的条件を満たして発生させることでした。

具体的には、風を受けたときに、上層のアーチは水平力を受けて足が開き、下層のアーチは、風が屋根を持ち上げる力を受け、閉じます。この両者の組み合わせとなる積層アーチによって、この二種類の力がバランスし、結果としてアーチの脚の変形は小さくなるのです。こうした状態が構造体内部で起こり、風に強い構造を実現しています。

実は、これまでにも、フェデレーション・スクエアなどで、構造がフラクタルであると記されているが、正確には、フラクタルなグリッドの一部から作られたもので、構造体がフラクタルという意味ではなく、構造体がフラクタルだと証明されたわけではありません。

これは、上で述べたフェデレーション・スクエアで、国際コンペでラブ設計が勝っています。これは、国際的にも評価の高い前衛的な建築です。

出典:メルボルンで最初に訪れたいフェデレーションスクエアとその周辺│Down Under オーストラリア (downunderaustralia.net)

計画のはなし

環境・敷地計画

構造において、風を意識していることから、風の強い臨海地域などであるのかもしれない。
実際に訪れてみたら圧倒されるのだろうな、と思いました。

構造プラン

数学的にフラクタルを証明された構造となっています。

図面は?

あまりに情報が少なく、その他計画についても、特に読み取れることがなかった。

最後に

今回参考にした建築は、あまり有名ではない建築でかつ、住宅であったため、参考資料が、論文などしかなかった。貧乏な一建築学生にとって、それは高い、と思ってしまった。ますます、この国の教育機関に疑問を持ってしまう、、、勉強がしたい人に対して、国が全力で勉強させてあげるという機関が作れているのかと。。。

このブログでは、「一日一建築」と称し、毎日、主に隈研吾氏の建築を紹介していましたが、現在は、アルゴリズミックデザインを使った建築も紹介しています。よかったらご一読ください。↓
Pioneer Of Attractive Archi – より深く名建築について知ることができるサイト。 (attractive-archi.tech)

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参考書籍の紹介

今日から紹介する、アルゴリズミック・デザインの建築の設計プロセスが載っている本で、伊東豊雄氏の建築なども載っています。おすすめなのでぜひこの書籍をどうぞ読んでみて下さい。
下の書籍は、上の書籍を読んだ後に読むべき実践編の書籍です。Processingというプログラミング言語を使ったデザインの実践に関する書籍です。

その一方で、この書籍はProcessingよりも新しくできた、Rhino+Grasshopperというソフトを使ったアルゴリズミック・デザインをする初心者向けの書籍となっています。とてもお世話になっている、おすすめの本です!

参照サイト等

・アルゴリズミック・デザイン 編:日本建築学会
メルボルンで最初に訪れたいフェデレーションスクエアとその周辺│Down Under オーストラリア (downunderaustralia.net)
朝山 秀一 [情報・設計工学研究室] | 研究室と教員紹介 | 東京電機大学 未来科学部 建築学科 (dendai.ac.jp)

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