【ジョン・ヘイダック】板茂氏の原点。

出典:AD Classics: Wall House 2 / John Hejduk, Thomas Muller/van Raimann Architekten & Otonomo Architecten | ArchDaily

概要

こんばんは!「一日一建築」と称して毎日自分の好きな建築家について発信しています著者のちぇりーです!
このサイトの特徴として、建築学生が建築計画という観点から評価するというところで、ボリュームは少し多いですが、その分、建築についてより深く学べると思うのでぜひ見てみて下さい!紹介している建築や建築家の方については、今とても注目を集めるパラメトリックデザインに関するものを紹介していきます。また、この分野に興味を持つ方は、英語圏にもたくさんいらっしゃるということで、今後英語で発信を始めようと考えています!

さて、今日の建築家は、ジョン・ヘイダック氏です。彼は、パラメトリックデザインからは離れてしまうのですが、私の好きな建築家の坂茂氏の原点となっている人物であることから、このブログで紹介したい、と思いました!

建築家(構造設計)

どんな人?

坂氏が学んだクーパーユニオンの学生であり、その後は校長になったそうです。

ここで、坂茂氏がジョン・ヘイダックと出会ったのはいつなのか。それは、坂さんが偶然高校時代に目にした『a+u』の「現代アメリカ建築家10人」に出会ったことで、ジョン・ヘイダック氏が教えるクーパー・ユニオンというアメリカの大学に進学を決心したことから始まりました。

彼の授業は面白く、詩の授業が必修だったそうです。そして、それを坂氏はこのように語っています。

詩を書くことは建築の設計とよく似ている。どちらも、まず選び抜かれた最小限の言葉を並べてその「構造」をつくります。そこに、同じ言葉を繰り返したり、一つの言葉に様々な意味を持たせたりして、「仕上げ」を形作っていきます。

このように、一人の建築家の建築思想に感激し、自分もそれを踏襲したい、という思いで建築家になる人は多く、またそのような人生には私も憧れました。

建築思想、研究内容

様々な実験住宅を作ってきました。

代表作

出典:AD Classics: Wall House 2 / John Hejduk, Thomas Muller/van Raimann Architekten & Otonomo Architecten | ArchDaily

これがウォールハウスです。

一つの壁が、すべての階を貫いていますね。このような試行は坂氏氏にも引き継がれています。

最後に

このブログでは、「一日一建築」と称し、毎日、主に隈研吾氏の建築を紹介していましたが、ほかの方の建築も紹介しています。よかったらご一読ください。↓
Pioneer Of Attractive Archi – より深く名建築について知ることができるサイト。 (attractive-archi.tech)

昨日紹介した建築はコチラ!

【ザハ・ハディド】曲線建築。

概要 こんばんは!「一日一建築」と称して毎日自分の好きな建築家について発信しています著者のちぇりーです!このサイトの特徴として、建築学生が建築計画という観点から…

いつも参考にしている書籍の紹介が最後にあります。さらに建築を学びたい、という方は、もしよかったら見ていってください!

参照サイト等

・Shigeru ban TOTO出版
10+1 website|ヘイダックの思想は深く、静かに、永遠に|テンプラスワン・ウェブサイト (10plus1.jp)
ヘイダックとは - コトバンク (kotobank.jp)

参考にしている書籍の紹介

今回の参考書籍は、10+1 No.48 特集 アルゴリズム的思想と建築 INAX出版です。

また、以前紹介していたアルゴリズミック・デザインという書籍は、たくさんの建築の、どうやってできたかの部分が載っている本で、伊東豊雄氏の建築なども載っています。おすすめなのでぜひこの書籍をどうぞ読んでみて下さい。ここまで、本当にどのようなプログラムで作られてこの建築ができたか、という具体的な過程の部分を書いている書籍はなかなかないと思います。少し難しくはなりますが、ぜひお手に取ってみて下さい!
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アルゴリズムによって設計された建築ではないですが、私がいつも参考にさせていただいている書籍は、「隈研吾建築図鑑」という名前で、著者の方は宮沢洋さんです。日経の出している本なので内容は安心かつ、すべてイラストで構成されているため、とても読みやすいです。
狭く深くというより、隈研吾さんの事務所の設計した建築について広く浅く学ぶことができます。初学者の方から、隈研吾さんの建築をいくつかしか知らないという方に本当におすすめなので、ぜひご一読ください。隈研吾建築図鑑です。

隈研吾建築図鑑です。

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今日のプチコラム

今回の参考書籍の隈研吾建築図鑑以外にもとても役に立った書籍がありますので紹介します。
もしよければご一読ください。「場所原論」 著:隈研吾

「場所原論」 著:隈研吾

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皆さん、明日も頑張りましょう!

公式サイトも併せてチェック!

施設概要

【ジョン・ヘイダック】板茂氏の原点。” に対して1件のコメントがあります。

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