【九州国立博物館】菊竹清訓氏の曲線建築

出典:【建築探訪】九州国立博物館/菊竹清訓建築設計事務所、久米設計 – 建築グラビア (christinayan01.jp)

概要

こんばんは!「一日一建築」と称して毎日自分の好きな建築について発信しています著者のちぇりーです!
このサイトの特徴として、建築学生が建築という観点から評価するというところで、ボリュームは少し多めですが、その分、建築についてより深く学べると思うのでぜひ見てみて下さい!

さて、今日の建築は、福岡県にある「九州国立博物館」で、かの有名な太宰府天満宮のちかくにあります。

行ってみるには?

見どころ

メタボリズムの菊竹氏の創る「物的」建築でありながら、環境との調和を考えられた作品であるところです。

所在地

アクセス

西鉄太宰府天満宮駅から徒歩10分です。

ご利用案内(営業時間、一般開放しているか、利用料金等)については、コロナ下において変更の可能性もありますので、ご自身でHPのほうをご覧ください。

もっと詳しく(独自の観点からの評価 )

建築家(構造設計)

菊竹清訓氏です。今回は、久米設計のJVとの共同設計です。
菊竹氏の建築は、大胆なものが多いと思います。


代表作には、スカイハウス(下写真)、出雲大社庁の舎、東光園があります。
スカイハウスについては、建築学生の方はどこかで一度出会っているのではないでしょうか。

出典:建築家 菊竹清訓を知ろう! スカイハウス/メタボリズム(全作品リストあり) - SUMUKOTO.COM

コンセプト

周囲に溶け込む有機曲線です。

外観

出典:“学ぶ”だけじゃない「九州国立博物館」の楽しみ方教えます!│観光・旅行ガイド - ぐるたび (gnavi.co.jp)

博物館の外観は、緩やかな曲線でできています。
かつ、柱は青色で統一されていて、ここについては賛否両論だそうです。

内観

出典:【建築探訪】九州国立博物館/菊竹清訓建築設計事務所、久米設計 – 建築グラビア (christinayan01.jp)

和風な内装となっています。日本特有の使い方をしているものが多く使われているそうです。
例えば壁には巨大な障子戸のようなものがあります。広く高い天井も曲げ竹で弧が描かれていて、菊竹氏は大胆で、やることが違うな、、と思いました。

この建築の構成材料

ここで使われている木材は、九州各地から集められています。
また、スギは、吸湿性が高く収蔵庫に大量に用いられている。

エントランスホールの天井の丸太は福岡と宮崎県産の間伐材が使用されています。当初は平たく加工された木材で簀子(すのこ)状に計画されていましたが、設計者の菊竹氏の要望により丸太に変更され、その結果ホール内の雰囲気がとても優しい雰囲気に包まれています。

引用:50.九州国立博物館 | newfaf (fafnpo.jp)

建築家界での評価は?

計画のはなし

環境・敷地計画

二辺に張られた全面ガラスが、周囲の環境を反射して木が映り込むので、森の中にいかのようです。
建物自体も角がない曲線で設計されているため周囲の森と共存しているといえるでしょう。

最後に

このブログでは、「一日一建築」と称し、毎日、主に隈研吾氏の建築を紹介していましたが、ほかの方の建築も紹介しています。よかったらご一読ください。↓
Pioneer Of Attractive Archi – より深く名建築について知ることができるサイト。 (attractive-archi.tech)

昨日紹介した建築はコチラ!同じく九州・福岡県にあるので、ぜひ九州を訪れる際には行ってみて下さい。

【ぐりんぐりん】まさに建築家の夢。伊東豊雄氏のシェル構造を使ったランドスケープ建築。

概要 こんばんは!「一日一建築」と称して毎日自分の好きな建築について発信しています著者のちぇりーです!このサイトの特徴として、建築学生が建築という観点から評価す…

いつも参考にしている書籍の紹介が最後にあります。さらに建築を学びたい、という方は、もしよかったら見ていってください!

参照サイト等

・隈研吾建築図鑑 画・文:宮沢洋
九州国立博物館 | 博物館について (kyuhaku.jp)
九州国立博物館 - 博物館建築情報 (kyuhaku.jp)
九州国立博物館 - 福岡県太宰府市公式ホームページ (dazaifu.lg.jp)
九州国立博物館 - トップページ (kyuhaku.jp)
“学ぶ”だけじゃない「九州国立博物館」の楽しみ方教えます!│観光・旅行ガイド - ぐるたび (gnavi.co.jp)
【建築探訪】九州国立博物館/菊竹清訓建築設計事務所、久米設計 – 建築グラビア (christinayan01.jp)
50.九州国立博物館 | newfaf (fafnpo.jp)
建築家 菊竹清訓を知ろう! スカイハウス/メタボリズム(全作品リストあり) - SUMUKOTO.COM

参考にしている書籍の紹介

私がいつも参考にさせていただいている書籍は、「隈研吾建築図鑑」という名前で、著者の方は宮沢洋さんです。日経の出している本なので内容は安心かつ、すべてイラストで構成されているため、とても読みやすいです。
狭く深くというより、隈研吾さんの事務所の設計した建築について広く浅く学ぶことができます。初学者の方から、隈研吾さんの建築をいくつかしか知らないという方に本当におすすめなので、ぜひご一読ください。隈研吾建築図鑑です。

隈研吾建築図鑑です。

商品リンクはコチラ↓
https://amzn.to/3p04kBJ

今日のプチコラム

今回の参考書籍の隈研吾建築図鑑以外にもとても役に立った書籍がありますので紹介します。
もしよければご一読ください。「場所原論」 著:隈研吾

「場所原論」 著:隈研吾

商品リンクはコチラ↓
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皆さん、明日も頑張りましょう!

公式サイトも併せてチェック!

九州国立博物館 | 博物館について (kyuhaku.jp)

展覧会についての情報はこちらのURLに載っています。
九州国立博物館 - トップページ (kyuhaku.jp)

施設概要

公式サイトに詳しく載っています。
設備等も載っていますのでチェックしてみて下さい。
九州国立博物館 - 博物館建築情報 (kyuhaku.jp)

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