【リヨン・サンテクジュペリ空港駅】
概要
こんばんは!「一日一建築」と称して毎日自分の好きな建築について発信しています著者のちぇりーです!
このサイトの特徴として、建築学生が建築計画という観点から評価するというところで、ボリュームは少し多めですが、その分、建築についてより深く学べると思うのでぜひ見てみて下さい!
さて、本日紹介する建築はリヨン・サンテクジュペリ空港駅です。設計者はサンチャゴ・カラトラヴァです。
この建築は、空港とつながれた駅で、フランスのリヨンにあります。
この建築も昨日紹介した建築と同様、コンペティションを勝ち取り実現しました。今やカラトラヴァの最も有名な建築の一つと言われています。
以下のサイトが昨日紹介した建築になります。ぜひご一読ください。
見どころ
鳥の飛翔する姿さながらの外観でしょう。
また、内観では、なんと1300tもの重さの屋根で覆われたメインホールが見どころです。
ちなみに、カラトラヴァのスケッチがそのまま実現したように、構造にも精通した考え方がされている設計となっています。
さすがカラトラヴァですね。
建築としての評価は?
建築家
今回の設計は、カラトラヴァです。
彼について、そして代表作についても紹介していますので以下のサイトをご覧ください。
コンセプト
刺激に満ちていて象徴的な「地域への玄関口」というのがコンペの条件文にあったそうです。
刺激ある建築を求めるところに日本との違いを感じますね。この施設の建設には、86億かかったそうです。。。日本では考えられませんね。建築への国民の関心がうらやましいですね。
機能について
フランスの高速鉄道とリヨン空港とをつなげるという機能を持っています。
駅施設は、全長180mものスチールの連絡橋によって空港と繋がれています。この連絡橋のために、下部が地面から持ち上げられたような形をしていて、鳥のようにみえます。
外観
これが連絡橋と接合している部分になります。
内観
見どころにもありましたホール上からの写真です。
はっと息を飲み込む美しさですね。シンメトリーの美しさを感じます。
これがホームになります。自然光の取り込み方、構造となる曲線美ともに、カラトラヴァさんさすがとしか言いようがない美しさですね。
左に見える歩道がホームへの連絡通路となっていて、そこからもホームが見えるようになっています。
その通路もホームが見えるワクワク感、そして光の取り入れ方の美しさが味わえる場所となっていると思います。
ディテール
このガラスを入れるためのディテールされおしゃれな飾りのように思わされますね。。感服。
最後に
このブログでは、「一日一建築」と称し、毎日いろいろな建築家の方の建築を紹介しています。よかったらご一読ください。↓
Pioneer Of Attractive Archi – より深く名建築について知ることができるサイト。 (attractive-archi.tech)
昨日紹介した建築はコチラ!昨日もサンチャゴ・カラトラヴァの建築を紹介しましたのでぜひ見てみてください!
参照サイト等
・書籍 サンティアゴ・カラトラヴァ 出版:TASCHEN
・書籍 CALATRAVA 出版:TASCHEN
・カラトラヴァ設計 リヨン=サン・テグジュペリ空港駅 | polaristravel
・TGVリヨン・サンテグジュペリ駅 - EGF (egfbtp.com)
・Gare de Lyon-Saint-Exupery - 20131101 164915 - Gare de Lyon-Saint-Exupéry TGV — Wikipédia (wikipedia.org)
・リヨン観光前の情報収集|一人旅を満喫するために知っておきたいこと | Daily Scenery (daily-scenery.com)
・Аренда авто в аэропорту Лиона (Aéroport de Lyon-Saint-Exupéry) (yestravel.ru)
・LYON - Saint-Exupéry on Behance
“【リヨン・サンテクジュペリ空港駅】” に対して2件のコメントがあります。